動物の気持ち
いろいろなしぐさから読み取ろう!
嬉しいとき・楽しいとき
犬がしっぽを左右に大きくブンブンと振っているときは嬉しいときです。こんな時はこっちまで楽しくなりますね♪
しかし、小刻みに振っていたりゆっくりと振っているときは緊張や警戒、不安な気持ちを表していることもあり、むやみに近づくと攻撃されてしまうこともあります。
犬が尻尾を振っていても必ずしも嬉しいときとは限らないので、そのほかの表情やしぐさなどに注意しましょう。
また、仰向けになって地面に背中をスリスリとこすり付けるのは、うれしい気持ちを表現しています。他にも、嬉しいときは下をペロッと出したり、人の笑顔と同じような表情になったりします。
前足を前に伸ばして腰を高く上げお辞儀をするように上半身だけを下げるようなポーズをしたときは遊んでほしいときの合図です。思う存分遊んであげましょう。ボール投げや追いかけっこなど一緒に遊ぶことで犬との信頼関係も築かれていきます。
あまり遊んであげないとストレスがたまって無駄吠えやいたずらにつながってしまうことも…
怒っているとき・怖がっているとき
歯をむき出しにして鼻筋や眉間にしわを入れているときは犬が怒っているときです。このような状態の犬はいつ攻撃してくるかわからないのでむやみに近づかないようにしましょう。どうしても近づかないといけないときは、犬の方から近づいてくるのを待つなど犬を刺激しないように徐々に慣らしていくようにしましょう。
姿勢を低くしてしっぽを後ろ足の間に丸め、体の重心を後ろ寄りにしているときは怖がっているときです。目線を下げて犬と同じ高さにし、目線ををわざと逸らすなどして犬に恐怖を与えないようにして少しずつ慣らしていきましょう。このような犬に無理に近づきすぎると追い詰められた犬が攻撃行動に出ることがあるので注意しましょう。